よくない遊び
昔幼なじみと、他の同級生のTwitterの垢を
見つけて勝手に覗く遊びをしたことがある。
ネットストーカー的な。
それをふと思い出して、
今同級生達は何をしてるんだろうと
今度は1人でその遊びをしてみることにした。
1人カースト上位の垢を見つければ
芋づる式にその知り合い、そのまた知り合い
とズルズルと色んな同級生の垢が出る。
ターゲットは中学時代の同級生。
さすがに昔すぎてもう動いてない
垢もたくさん。
でもその当時にされた発言や
当時の写真が出てきて
現代版タイムカプセルといった感じ。
未だに動いてる垢のbio欄には
〇〇中→〇〇高→〇〇大3年
みたいな自己紹介。
最後に見たその人は記憶の中では
中学生のままだけど
各々にその先の人生があることに
当たり前だけど不思議な感覚を覚える。
それにしてもみんな楽しそうだ。
俺は彼らのことを覚えていて
この悪趣味な遊びの中で
過去を思い出したりしてるけど
彼らは誰も俺のことは覚えてなくて
というか当時俺が一方的に知っていた
だけということも多そうだけど、
とにかく俺の記憶の中に彼らはいて
彼らの記憶の中には俺はいないというのは
別にいいけど少し虚しい。
最近は気持ちが沈んでるから
この遊びはするべきじゃない。
というか沈んでなくても
よくないか